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るい(CRZ・VVN・BVBサポのブログ)

主にC大阪・V長崎・BVB関連について書いていきます。

【ボルシア・ドルトムント】CLセビージャ戦

今年もいよいよチャンピオンズリーグの決勝トーナメントが始まる。
我がドルトムントはスペインのセビージャとの組み合わせになっている。

テルジッチ体制に変わってからは、12節~21節の10試合で4勝2分4敗。
対するセビージャは現在リーグ戦5連勝中だ。(カップ戦も含めると9連勝中)

チームの調子が対極にあるチームが、チャンピオンズリーグの決勝トーナメントを戦うことになった。


予想スタメン


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セビージャ

欠場選手
DF:ヘスス・ナバス、アクーニャ
FW:オカンポス

セビージャは、ヘタフェ戦でオカンポスが怪我を負ったが、新戦力のアレハンドロ・ゴメスがすぐにフィット。直近のウエスカ戦では主力を何人か休ませ、CLに向けて万全の体制だ。

ドルトムント

欠場選手
GK:ビュルキ
DF:ザガドゥ、ピシュチェクシュメルツァー
MF:ヴィツェルディレイニーアザール

怪我人の多いドルトムントは、ムニエが怪我から復帰予定。ボランチはジャンとベリンガムのコンビになりそうだ。トップ下はロイスとブラントどちらが使われるか予想しずらいところ。

ポゼッション出来るセビージャ


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2シーズン目に突入した名将ロペテギのサッカーはレアルマドリードよりも高い平均ボール支配率を誇る。レベルの高いスペインクラブのボール回しに対して、ドルトムントは前から奪いに行くのだろうか、引いてブロックを作るのだろうか。


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セビージャは、4人のディフェンスラインとアンカーのフェルナンドでビルドアップを行うが、状況によってはインサイドハーフの2人もボールを受けにおりてくる場合がある。このような役割の整備されたボールポゼッションに対して、ドルトムントのディフェンス、特に前線の守備はバラバラだ。ブンデスリーガでも、簡単にチャンスを作られてはシュートまで持ち込まれたり、センターバックが辛うじて防ぐシーンが目立っている。テルジッチが守備の準備をしなければ、セビージャは簡単に試合を運べるだろう。

ドルトムントのPK誰が蹴るのか問題


今シーズン、ドルトムントはリーグ戦で4回のPKを獲得しているが、決まったのはわずか1回である。ロイスが2回蹴って2回とも失敗、ホーランが2回蹴って1回失敗といった具合だ。
そして、セビージャのGKボノは今シーズン、3回のPKのうち1回しか決められていないのである。ドルトムントにとっては嫌なデータだ。

リーグ戦であればたかが1試合と考えれるかもしれないが、この試合はチャンピオンズリーグの決勝トーナメントである。
ロイスがピッチに立っていればロイスが蹴る可能性が高いと思われるが、果たして大丈夫だろうか。

激戦必須の「クンデ vs ホーラン」


この試合の注目は何といっても、セビージャのセンターバック「クンデ」と、ドルトムントのストライカー「ホーラン」のマッチアップだろう。2人とも欧州のビッグクラブが獲得に乗り出している次世代のスーパースターであり、この対決を楽しみにしているファン・サポーターも多い。
アウェイゴールが欲しいドルトムントだが、セビージャはリーガで2番目に失点が少なく、このクンデとジエゴ・カルロスの壁を突破しなければドルトムントのベスト8は叶わないだろう。


2ndLegへ可能性を繋げるために


Round16の1stLegは2月17日に行われるが、2ndLegは約1か月後の3月9日に行われる。
ドルトムントはセビージャとのアウェイ戦で、どこまでが許容範囲だろうか。

もちろん勝利や引き分けで終われれば最高だが、チャンピオンズリーグは甘くない。いかに大崩れせず、アウェイゴールを奪うかが大切である。
2ndLegではアザールも帰ってくる。ディレイニーもいる。1点差での負けはもちろん、試合展開によっては2点差の負けでも次につながるかもしれない。

トッテナムに負けた18-19シーズンのような1stLeg(0-3)にならなければと願いつつ、試合を見守りたい。