ruiのサッカー情報局

るい(CRZ・VVN・BVBサポのブログ)

主にC大阪・V長崎・BVB関連について書いていきます。

【セレッソ大阪】差は縮まったが勝てない川崎戦・レビュー

リーグ開幕節となった柏レイソル戦では、相手選手の退場もあり2-0と勝利を収めたセレッソ大阪
今日はACLの影響で先倒しに開催される第11節を戦うため、川崎に乗り込んだ。

通算対戦成績はセレッソの8勝4分6敗と勝ち越しているが、昨年はシーズンダブルをくらっている相手だ。

両チームのスタメン


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川崎は、スーパーカップG大阪戦とJリーグ横浜FM戦に続き、3試合連続で同じスタメンとなった。

一方のセレッソは奥埜と豊川が欠場。藤田直之と高木俊之が今季初スタメンとなった。また、原川力大久保嘉人は古巣戦となった。


ダミアンを捕まえきれなかった西尾と、スペースをカバーできなかった瀬古


前節はクリスティアーノ柏レイソル)を完璧に抑え込み、MOM級の活躍だった西尾。前節で得た自信を胸に今節に臨んだが、元セレソンレアンドロ・ダミアンは甘くなかった。


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セレッソの守備陣形は、トップ下の清武が2トップの位置に出てくる4-4-2。最終ラインでは西尾がレアンドロ・ダミアンのマークに付いた。

しかし、西尾は1,2失点目のクロス対応で遅れをとり、3失点目では簡単にポストプレーを許した。3失点とも、ダミアンにやられてしまった。

西尾の相方を務めた瀬古は、誰かのマークに付くわけではなく、空いたスペースを埋めるような役回りだったように感じた。田中碧や脇坂の飛び出しに対応したかったのだろう。
その策がうまくいけばよかったのだが、終始微妙なポジショニングになってしまい、失点時もエリア内への侵入を簡単に許した。

そして、この二人が混乱してしまうことにより、ゲームの主導権を渡してしまうことになる。

分厚い川崎の中盤。試合はハーフコートゲームへ・・・


基本的には縦パスをバンバン通せる瀬古と西尾だが、この試合ではうまくいかなかった。

前節の柏レイソル戦では、相手が1人少なくなったこともあり、最終ラインでも余裕をもってパスを繋ぐことができた。その結果、西尾は95.5%、瀬古は84.1%のパス成功率を記録した。

しかし、今節は西尾が84.4%、瀬古が78%のパス成功率となった。
強力な攻撃の対応を迫られる中、ボールを奪っても川崎はレベル違いの即時奪回にチャレンジしてくる。なんとかパスを繋ごうとするも、川崎のコンパクトかつ速いプレッシングに遭い、ボールはなかなか清武や大久保まで繋がらない。

この悪循環が重なりメンタルがネガティブになると、パスはだんだんラフになり、最終的にはクリアのようなボールとなってしまった。

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attack momentum


スーパーゴールを含む2失点はあったものの、川崎はいつも通りのサッカーを展開した。
最終的に、ボール支配率は川崎の70%となり、上のグラフからも分かるように、ほとんどの時間帯で川崎が攻め続けた。

これこそが、現在のJリーグで"最強のサッカー"である。


試合はすぐにやってくる


今日は負けてしまったが、まだまだシーズンは始まったばかりだ。落ち込む暇もなく、中2日で試合がやってくる。

FC東京は川崎と同じく、通算対戦成績では勝ち越しているが、ロティーナが苦手とした相手だ。
アウェイ連戦となり、いきなりタイトなスケジュールとなるが、クルピ監督の選手起用にも注目したい。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

2021 J1リーグ 順位予想

2021シーズンのJリーグがいよいよ開幕します!

今回は開幕の時期にお馴染みの順位予想です(^o^)丿
シーズンが終わった時には振り返りもしたいと思います。

※ブログは記事を編集できるため、記事に証拠としてTweetを添付しておきます



順位予想はこちら↓↓↓

1位 FC東京
2位 鹿島アントラーズ
3位 川崎フロンターレ
ーーーーーーーーーーーーーーー ACLライン
4位 名古屋グランパス
5位 ガンバ大阪
6位 セレッソ大阪
7位 横浜F・マリノス
8位 浦和レッズ
9位 サンフレッチェ広島
10位 サガン鳥栖
11位 北海道コンサドーレ札幌
12位 清水エスパルス
13位 柏レイソル
14位 横浜FC
15位 アビスパ福岡
16位 ヴィッセル神戸
ーーーーーーーーーーーーーーー 降格ライン
17位 ベガルタ仙台
18位 徳島ヴォルティス
19位 大分トリニータ
20位 湘南ベルマーレ


以下、順位を予想した簡単な理由です。

1位 FC東京

タイトルの喜びを知ったクラブは、更なる高みへ。2年前に目の前でシャーレを掲げられた悔しさを糧に、目指すはリーグタイトル。ACLのない日程も追い風に。

2位 鹿島アントラーズ

ザーゴ体制2年目。並々ならぬ意気込みも守備陣がやや不安。

3位 川崎フロンターレ

比重はJよりACL。シミッチがハマれば連覇も。

4位 名古屋グランパス

攻守ともに補強に成功。マッシモ監督は初のACLとなり、マネージメントにやや不安。

5位 セレッソ大阪

4度目のクルピ体制。狙うはTOP3も新ストライカーが来日できず。

6位 ガンバ大阪

不安定な守備を爆発的な攻撃力でカバーできるか。問われるツネ様4年目のシーズン。

7位 横浜F・マリノス

エリキとジュニオール・サントスが抜けた大きな穴。新外国人がフィットしなければ、ボトムハーフの可能性も。

8位 浦和レッズ

来年、再来年に繋げる準備の1年に。トップハーフに入れれば及第点。

9位 サンフレッチェ広島

輝く東京世代。しかし順位はここ数年下降気味。

10位 サガン鳥栖

今オフ更に戦力刷新。攻撃的スタイルの確立へ。

11位 北海道コンサドーレ札幌

戦力補強もわずか、今年も二桁順位か。

12位 清水エスパルス

大幅な戦力入れ替えもあり、ロティーナスタイルの浸透には時間が必要か。

13位 柏レイソル

大きすぎるオルンガの穴。狙うはカップタイトルか。

14位 横浜FC

昨季の積み上げを活かせるか。新加入2トップに期待。

15位 アビスパ福岡

5年ぶりのJ1で積極補強。外国人がシーズン通して稼働できれば残留のチャンスあり。

16位 ヴィッセル神戸

見えないチーム方針。実力者に結果が出なければ残留争いも。

17位 ベガルタ仙台

怪我がちな両サイド外国人のバックアッパーが不在。得意のスタートダッシュに成功できれば残留のチャンスあり。

18位 徳島ヴォルティス

監督が来日するまで耐えられるか。過酷なJリーグの残留争いでは逆転は起きにくい。

19位 大分トリニータ

揺れに揺れたオフシーズン。主力選手も退団し、大分旋風もここまでか。

20位 湘南ベルマーレ

見えない残留へのビジョン。力不足が否めない浮島監督に策はあるのか。


今シーズンもコロナウイルスの影響で不規則な1年になると思いますが、無事シーズンが終えられることを願います(ㅅ ;ᯅ; )‬

【ボルシア・ドルトムント】CLセビージャ戦

今年もいよいよチャンピオンズリーグの決勝トーナメントが始まる。
我がドルトムントはスペインのセビージャとの組み合わせになっている。

テルジッチ体制に変わってからは、12節~21節の10試合で4勝2分4敗。
対するセビージャは現在リーグ戦5連勝中だ。(カップ戦も含めると9連勝中)

チームの調子が対極にあるチームが、チャンピオンズリーグの決勝トーナメントを戦うことになった。


予想スタメン


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セビージャ

欠場選手
DF:ヘスス・ナバス、アクーニャ
FW:オカンポス

セビージャは、ヘタフェ戦でオカンポスが怪我を負ったが、新戦力のアレハンドロ・ゴメスがすぐにフィット。直近のウエスカ戦では主力を何人か休ませ、CLに向けて万全の体制だ。

ドルトムント

欠場選手
GK:ビュルキ
DF:ザガドゥ、ピシュチェクシュメルツァー
MF:ヴィツェルディレイニーアザール

怪我人の多いドルトムントは、ムニエが怪我から復帰予定。ボランチはジャンとベリンガムのコンビになりそうだ。トップ下はロイスとブラントどちらが使われるか予想しずらいところ。

ポゼッション出来るセビージャ


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2シーズン目に突入した名将ロペテギのサッカーはレアルマドリードよりも高い平均ボール支配率を誇る。レベルの高いスペインクラブのボール回しに対して、ドルトムントは前から奪いに行くのだろうか、引いてブロックを作るのだろうか。


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セビージャは、4人のディフェンスラインとアンカーのフェルナンドでビルドアップを行うが、状況によってはインサイドハーフの2人もボールを受けにおりてくる場合がある。このような役割の整備されたボールポゼッションに対して、ドルトムントのディフェンス、特に前線の守備はバラバラだ。ブンデスリーガでも、簡単にチャンスを作られてはシュートまで持ち込まれたり、センターバックが辛うじて防ぐシーンが目立っている。テルジッチが守備の準備をしなければ、セビージャは簡単に試合を運べるだろう。

ドルトムントのPK誰が蹴るのか問題


今シーズン、ドルトムントはリーグ戦で4回のPKを獲得しているが、決まったのはわずか1回である。ロイスが2回蹴って2回とも失敗、ホーランが2回蹴って1回失敗といった具合だ。
そして、セビージャのGKボノは今シーズン、3回のPKのうち1回しか決められていないのである。ドルトムントにとっては嫌なデータだ。

リーグ戦であればたかが1試合と考えれるかもしれないが、この試合はチャンピオンズリーグの決勝トーナメントである。
ロイスがピッチに立っていればロイスが蹴る可能性が高いと思われるが、果たして大丈夫だろうか。

激戦必須の「クンデ vs ホーラン」


この試合の注目は何といっても、セビージャのセンターバック「クンデ」と、ドルトムントのストライカー「ホーラン」のマッチアップだろう。2人とも欧州のビッグクラブが獲得に乗り出している次世代のスーパースターであり、この対決を楽しみにしているファン・サポーターも多い。
アウェイゴールが欲しいドルトムントだが、セビージャはリーガで2番目に失点が少なく、このクンデとジエゴ・カルロスの壁を突破しなければドルトムントのベスト8は叶わないだろう。


2ndLegへ可能性を繋げるために


Round16の1stLegは2月17日に行われるが、2ndLegは約1か月後の3月9日に行われる。
ドルトムントはセビージャとのアウェイ戦で、どこまでが許容範囲だろうか。

もちろん勝利や引き分けで終われれば最高だが、チャンピオンズリーグは甘くない。いかに大崩れせず、アウェイゴールを奪うかが大切である。
2ndLegではアザールも帰ってくる。ディレイニーもいる。1点差での負けはもちろん、試合展開によっては2点差の負けでも次につながるかもしれない。

トッテナムに負けた18-19シーズンのような1stLeg(0-3)にならなければと願いつつ、試合を見守りたい。

【セレッソ大阪】トレーニングマッチ初戦の選手起用

セレッソ大阪は、宮崎トレーニングキャンプ5日目で徳島ヴォルティスとのトレーニングマッチを行った。

試合は「30分×1本」と「45分×2本」の計120分行われ、
豊川選手と清武選手のゴールで、セレッソ大阪が2-1の勝利を収めた。

今回は、YouTubeの「セレッソ大阪オフィシャルチャンネル」に掲載された動画(https://www.youtube.com/watch?v=QCeaNVE_yxU&feature=youtu.be
)をもとに、レヴィークルピ監督がどのような選手起用をしているのか確認していきたいと思う。


現時点での負傷者一覧

試合の前に、現在残念ながら試合に出られない選手を確認しておく。

・GK 1 タン バン ラム(入国制限)
・CB 3 進藤 亮佑(昨季より右足首痛)
・CB 6 チアゴ(入国制限)
・RSB 16 新井 直人(昨季より左足第五中足骨骨折 2/11ごろ復帰予定)
・CB 24 鳥海 晃司(キャンプで膝を負傷)
・LSH 19 為田 大貴(右足関節前方インピンジメント症候群 4/28ごろ復帰予定)
・CF 9 タガート(入国制限)

クラブからのリリースで全治までの期間が確認できる選手には、復帰の目安を記している。

この他にも、

・LSB 26 小池 裕太
・CF 42 藤尾 翔太

の2選手が出場しなかった。

【1本目】1-0 ※30分

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スタートのメンバーには、新加入選手がおらず、全員が昨シーズンからの残留組となった。

Youtubeの動画を見ると、守備時には清武・豊川が前線からフォアチェックをしにいく4-4-2の形に見えた。

攻撃のやり方だが、ビルドアップは基本的にセンターバックの2人とボランチの藤田で組み立てを行い、サイドバックなどにパスを当てていくロティーナ監督のやり方と同じようだ。

しかし、昨シーズンと違って「サイドハーフが中央に絡んでいくことが増えた」ように感じた。
試合後のインタビューでも 、坂元選手が「去年は外に張って、仕掛けるシーンが多かったんですけど、それでもアシストはできました。ただ、なかなかゴールを取ることができなかった。去年は2点とゴールが少なかったので、今年はより中でプレーして、アシストもゴールも挙げたい。どんどんシュートを打っていくというのを、監督に練習の中でも言われているので、もっとゴールを狙うプレーを意識してやっていきたいと思います」と発言している。

この発言からも、

ティーナ→フォーメーション重視
クルピ→流動的

という、新旧監督での攻撃タイプの明確な違いを表している。

試合では、20分に先制点が生まれた。

瀬古の縦パスがカットされるが、こぼれ球を清武が回収。すぐに清武から奥埜→藤田へと繋げると右サイドを駆け上がった松田陸へ展開。松田陸がダイレクトでクロスを送ると中央で待っていた豊川がヘッド!セレッソがトレーニングマッチでの初ゴールを奪った。

【2本目 '1~'32】1-1 ※45分

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2本目では、1本目から1人が交代。
左のサイドハーフに、新潟からレンタルバックした中島選手が入った。

そして、19分に2点目が生まれる。

キムジンヒョンが清武に縦パスを当てると、清武はダイレクトで奥埜へ。そこから奥埜→中島→清武→坂元を経由して藤田へ送ると、藤田は少し運んでバイタルエリア右にいる坂元へパス。坂元はファーの豊川へ対角線のクロスを送ると、豊川が頭で折り返し、中央に走り込んだ清武がゴールへ流し込んだ。

このシーンでは、清武がキーパーからのパスを受けに降りてきて、最後にはゴール前に走り込み、ゴールを奪うのである。
また、坂元も「タッチライン際」ではなく、「中央」でボールに絡んでいた。

この2点目は、まさに今季のクルピサッカーを象徴する一撃だったと興奮を覚えた。

【2本目 '32~'45】1-1 ※45分

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2本目の途中でメンバーを全員交代。
半分以上が新加入選手となった。

ディフェンスラインの西村選手(C大阪U-18)以外の3選手と、ボランチの西川選手は本職ではないポジションでの出場となっている。守備陣に怪我が続出している為だ。
この選手達には次の試合、得意なポジションで出場して欲しい。

そして、この大きなメンバー交代以降では、残念ながら得点は奪えなかった。

【3本目 '1~交代前】0-0 ※45分

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3本目は交代時間が不明のため、「交代前・交代後」と記載。

【3本目 交代後~'45】0-0 ※45分

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3本目の途中から、中島選手が再出場。
また、西川選手と松田力選手のポジションが入れ替わり、松田力ボランチ、西川が右サイドハーフでプレーした。


今後のスケジュール

セレッソ大阪は、2月13日までの宮崎トレーディングキャンプで、残り3試合のトレーニングマッチを予定していて、日程は以下の通りとなっている。

2月7日(日)vs横浜FC(昨季J1 15位)
2月10日(水)vsFC町田ゼルビア(昨季J2 19位)
2月13日(土)vsファジアーノ岡山(昨季J2 17位)

2月27日の開幕までに、どのようなチームになるのだろうか。また、外国人選手は入国できるのだろうか。引き続き見守っていきたい。

【ヘタフェ久保】エルチェ戦スタメン予想

ブログをご覧になっている皆さん、こんばんは。

日本時間1月8日の夜、正式に久保建英選手のビジャレアル退団、並びにヘタフェ加入が発表されましたね!


いよいよ、11日深夜27時よりラ・リーガ第18節 エルチェvsヘタフェ」が行われます。
「久保選手は試合に出るのか?」「そもそも招集されるのか?」
日本中が注目したエルチェへの遠征メンバーが11日19時半頃(試合開始の約7時間前)に発表されました。



今回は、これを受けてのエルチェ戦スタメン予想をしていきます。
急ピッチで記事を書いているため、今回は目次などありません!!笑



まずは招集された選手をポジション別にしていきます。(背番号順で表記します)

GK(ゴールキーパー
#1 ルベン ヤニェス
#13 ダビド ソリア

CB(センターバック
#2 ジェネ
#3 エリック カバコ
#4 シャビエル エチェイタ
#6 チェマ

RSB(右サイドバック
#20 ダミアン スアレス

LSB(左サイドバック
#17 マティアス オリベラ

CMF(セントラルミットフィールダー またはボランチ
#11 カセレス アレニャ
#18 マウロ アランバリ
#20 ネマニャ マクシモヴィッチ
#24 ダビド ティモール
#35 サヴィ アヴドゥライ

RMF(右サイドハーフ
#5 久保 建英
#8 フランシスコ ポルティージョ
#12 アラン ニョム

LMF(左サイドハーフ
#15 マルク ククレジャ
#38 ジョン パトリック

CF(センターフォワード
#7 ハイメ マタ
#9 アンヘル ロドリゲス
#39 マモール ニアン

主な欠場選手
LMF
#26 ビクトル モジェホ(怪我)
CF
#10 エネル ウナル(怪我)
#19 ダリオ ポベダ(怪我)
#23 クチョ エルナンデス(4試合の出場停止、もしくは怪我)


以上が招集された21選手となり、ここからスタメン予想をしていきます。


※注目選手の紹介は過去記事ご覧ください↓↓↓

rui-0401.hatenablog.com



まずはゴールキーパーから。シーズン開幕から12試合はソリアがゴールを守っていましたが、カディス戦からヤニェスがスタメンに定着。今節もヤニェスがスタメンと予想します。

センターバックはキャプテンマークを巻くジェネと、最近出場機会を増やしているカバコのコンビか。

サイドバックは、右に古巣戦となるダミアン スアレス、左には16試合中14試合に先発しているオリベラが入るでしょう。

ダブルボランチは、アランバリマクシモヴィッチが主力を担ってきましたが、前節のバジャドリード戦でマクシモヴィッチが負傷交代。招集メンバーには入っていますが、今節は大事をとって控えからのスタートになりそうです。代わりに、久保と同じく新加入のアレニャアランバリとコンビを組み、ヘタフェデビューを飾る可能性が高そうです。

サイドハーフニョム久保のどちらかが考えられますが、久保はチームに合流してから練習にも参加していないようなので、今節はニョムがスタメンになりそうです。

サイドハーフは久保と共にバルサカンテラでプレーしたククレジャ

怪我人続出のセンターフォワードハイメ マタアンヘル ロドリゲスの2トップになるでしょう。


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エルチェ戦 予想スタメン


いかがだったでしょうか。夜9時から書き始めておよそ1時間半というスピードで書いてしまったので、誤字や間違い等あるかもしれません。その際はコメントに書き込んでくださると助かります(笑)

個人的には、加入発表から3日後にもかかわらず久保を招集していますし、途中出場のチャンスは充分にあると思っています。久保を獲った理由なども過去記事【【分析】ヘタフェってどんなチーム? - るい(CRZ・VVN・BVBサポのブログ)】に書いていますので是非ご覧ください。

それでは、私は仮眠をとって深夜の試合に備えます。
最後までご覧くださり、ありがとうございました(^^)

【分析】ヘタフェってどんなチーム?

久保の移籍が噂されるヘタフェCF
3年連続で一桁順位を達成し、昨季はEL(ヨーロッパリーグ)にも出場したチームは、いったいどのような選手がいて、どのような戦い方をするのだろうか。


1. チーム概要

・1946年に設立され、1983年に再設立。
プリメーラ・ディビジョン(1部)初参戦は2004-2005シーズン。
・同じマドリードの名門クラブ、レアル・マドリードアトレティコ・マドリードと関係が良く、そのためレアル・マドリードアトレティコ・マドリードから若手選手をレンタルで獲得することも多い。
レガネスの対決は、サウス・マドリード・ダービーと呼ばれる。(ヘタフェの3勝2分1敗)

2. 最近5年間の成績

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3. 鬼軍曹指揮官のサッカー

ヘタフェの監督は今季で5年目を迎えるホセ・ボルダラス監督。就任当時は2部にいたクラブをEL出場まで導いた。

チームスタイルは、自慢のインテンシティ(強さ・激しさ)を活かした堅守速攻。17節終了時点の現在(1試合未消化)16位につけるヘタフェは、得点数こそ12得点とリーグワースト2位だが、対照的に17失点はビジャレアルと並んでリーグ7位の少なさだ。

このように、パス回数・シュート本数・ドリブル回数などの攻撃的な数値はリーグ下位となっている。これは昨シーズン、久保が在籍したマジョルカとかなり似ているデータだが、一つだけ決定的に異なる部分がある。

それはファウル数が異常に多いことだ。その回数は昇格した17-18シーズンから4シーズン連続でリーグで一番多い。あまり良くはないことだが、イエローカードの枚数も4シーズン連続で一番多く、データからもプレーの激しさが分かるだろう。

4. 注目選手

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各ポジションごとの試合出場数が多い選手を表記した図
DF 2 ジェネ|トーゴ代表

「ヘタフェの象徴」(28歳・187cm 72kg・両利き)
今季、出場停止の1試合を除く全試合にスタメン出場。圧倒的なフィジカルで相手攻撃陣を封じ込めるセンターバックだ。プレミア各クラブから引く手あまただが、2023年6月まで契約を残している。

DF 22 ダミアン スアレスウルグアイ代表

「スペイン1部200試合超えのベテラン」(32歳・172cm 61kg・右利き)
ヘタフェ在籍6シーズン目を迎えるベテランサイドバックは昨シーズン、スペイン1部での通算出場200試合を達成した。得意のマンマークでボールを奪うと、必殺のアーリークロスを蹴りこむ。久保が加入し右サイドハーフを務めれば、コンビを組む可能性も。

DF 12 アラン ニョム|カメルーン代表

「右も左も、サイドバックサイドハーフともにこなすファイター」(32歳・188cm 78kg・右利き)
本職は右サイドバックだが、ヘタフェでは人材不足により右サイドハーフをやることが多い。ニョムが務めているこのポジション、現段階では最重要補強ポイント?

MF 15 マルク・ククレジャ|スペイン代表

バルサカンテラ育ちのワイドアタッカー」(22歳・172cm 66kg・左利き)
左サイドならサイドバックからウイングまでこなすサイドのスペシャリスト。昨シーズンはチームトップの5アシストを記録し、11月にはスペインA代表に初召集された。バルサカンテラで久保とはチームメイトだった過去も。

FW 7 ハイメ マタ|スペイン代表

「2年連続2桁ゴールのストライカー」(32歳・185cm 79kg・右利き)
昨シーズンはチームトップの11ゴールをマークし、2年連続で2桁ゴールを達成した。2トップを組むパートナーに合わせて能力を発揮できる、マルチな前線のリーダーだ。

FW 9 アンヘル ロドリゲス|スペイン

「円熟味を増すスーパーサブ(33歳・172cm 68kg・右利き)
19-20シーズンの冬の移籍では、ブライスワイトと並んでバルセロナの獲得候補に挙がっていた選手だ。昨季は途中出場でのゴールも多く、チーム随一の勝負強さを誇る。

FW 23 クチョ エルナンデス|コロンビア代表

「久保の良き理解者」(21歳・176cm 73kg・右利き)
19-20シーズン、マジョルカで久保と共闘したアタッカー。機動力を活かしゴールに迫るスタイルは、同じコロンビア人のファルカオやバッカに通ずるものがある。再び久保とコンビを組む日はくるのだろうか。



最後に

今季のヘタフェは得点数が激減し、降格争いに足を踏み入れてしまっている。そこで、久保が補強リストに挙がったのだろう。

選手のレベルも高いビジャレアルで試合に出場し活躍できなかったのは残念だが、ここまで出場機会がないのであれば、移籍して環境を変えることも一つの選択肢だ。

もちろんヘタフェで簡単に試合に出られるかと言えばNOだが、ジェラールモレノやチュクウェゼらとポジション争いをしなければいけないビジャレアルと比べれば、チャンスは多いはずだ。

公式発表は秒読みとなっているようだが、果たしてどういう決着になるのか。目が離せない。


Jリーグデータクイズ!!!

いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。今回はいつもと趣旨を変えて、クイズをやっていきたいと思います。

その名も………Jリーグデータクイズ!!!」

初めての試みなので、難易度調節などのミスがあるかもしれませんが、温かい目で見守っていただけると幸いです。


まずは例題。

「2020シーズンJ1リーグ得点ランキング」についての問題です。

1位 28得点 オルンガ(柏レイソル
2位 18得点 エヴェラウド(鹿島アントラーズ
3位 15得点 レアンドロ ペレイラサンフレッチェ広島
4位 14得点 小林 悠(川崎フロンターレ
5位 13得点 計4名

この場合、空欄となっている3位の選手を考えてください。
答えの表示方法ですが、スマートフォンの方は空白部分をタップ、PCの方はマウスでカーソルを空白部分に合わせると答えが表示されるようになっています。




それではやっていきます。全部で10問ありますよ!
※問題はすべて、2020シーズンのJ1リーグを対象としています



Q1「アシスト数」

1位 12アシスト 三苫 薫(川崎フロンターレ
2位 10アシスト 西澤 健太(清水エスパルス
〃   〃  江坂 任(柏レイソル
〃   〃  水沼 宏太(横浜F・マリノス
5位 8アシスト 計3名


Q2フリーキックでの得点数」

1位 3得点 レアンドロFC東京
2位 2得点 森島 司(サンフレッチェ広島
3位 2得点 福森 晃斗(北海道コンサドーレ札幌
4位 1得点 計8名


Q3「1試合あたりの平均シュート数」

1位 4.2本 オルンガ(柏レイソル
2位 3.5本 エヴェラウド(鹿島アントラーズ
3位 2.8本 ジュニオール サントス(横浜F・マリノス
4位 2.7本 ドウグラスヴィッセル神戸
〃 〃  レアンドロ ペレイラサンフレッチェ広島


Q4「1試合あたりの平均パス回数」

1位 73.9回 畠中 槙之輔(横浜F・マリノス
2位 69.5回 大崎 玲央(ヴィッセル神戸
3位 65.7回 チアゴ マルチンス(横浜F・マリノス
4位 65.4回 岩田 智輝(大分トリニータ
5位 61.5回 ダンクレー(ヴィッセル神戸


Q5「1試合あたりの平均ロングパス成功回数」

1位 5.9回 長谷川 雄志(大分トリニータ
2位 5.8回 岩田 智輝(大分トリニータ
3位 5.3回 丸山 祐市(名古屋グランパス
4位 5.2回 福森 晃斗(北海道コンサドーレ札幌
〃 〃  ダンクレー(ヴィッセル神戸


Q6「1試合あたりの平均ドリブル成功回数」

1位 2.2回 イニエスタヴィッセル神戸
2位 2.0回 三苫 薫(川崎フロンターレ
〃 〃  マテウス名古屋グランパス
4位 1.8回 ジュニオール サントス(横浜F・マリノス
〃 〃  ディエゴ オリヴェイラFC東京


Q7「1試合あたりの平均タックル回数」

1位 2.6回 三竿 健斗(鹿島アントラーズ
2位 2.5回 リシャルリソン(柏レイソル
〃 〃  井手口 陽介(ガンバ大阪
4位 2.3回 山根 視来(川崎フロンターレ
〃 〃  オ ジェソク(名古屋グランパス
〃 〃  安部 柊斗(FC東京


Q8「1試合あたりの平均インターセプト回数」

1位 3.1回 佐々木 翔(サンフレッチェ広島
〃 〃  畠中 槙之輔(横浜F・マリノス
3位 2.5回 ダンクレー(ヴィッセル神戸
4位 2.4回 酒井 高徳(ヴィッセル神戸
〃 〃  三浦 弦太(ガンバ大阪


Q9「1試合あたりの平均クリア回数」

1位 5.6回 マテイ ヨニッチ(セレッソ大阪
2位 5.0回 エドゥアルド(サガン鳥栖
3位 4.7回 槙野 智章(浦和レッズ
4位 4.6回 瀬古 歩夢(セレッソ大阪
5位 4.4回 ヴァウド(清水エスパルス


Q10「1試合あたりの平均セーブ回数(GK)」
1位 4.0回 谷 晃生(湘南ベルマーレ
2位 3.4回 東口 順昭(ガンバ大阪
3位 3.3回 西川 周作(浦和レッズ
〃 〃  キム ジンヒョン(セレッソ大阪
〃 〃  梅田 透吾(清水エスパルス
〃 〃  飯倉 大樹(ヴィッセル神戸




クイズはいかがだったでしょうか?何問正解できましたか???
Q3、Q5、Q10を答えられた方は相当Jリーグに詳しいと思います!

今回は選手のデータを扱いましたが、次回はチーム別のデータなども扱ってみたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました(^^)



【V・ファーレン長崎】2020シーズン全選手通信簿

2020年のJリーグも全日程が終了し、V・ファーレン長崎は昇格圏内に僅かに及ばず3位という結果に終わった。
シーズンが終わり監督・ヘッドコーチの解任(退任)など、不安なオフシーズンが始まっているが、ここでは2020シーズンのJ2リーグ42試合だけを評価していく。(短い寸評付き)

今回は「S」を最高、「D」を最低とした5段階評価で、出場時間が足りない選手は寸評のみとする。

S・・・チームMVP級
A・・・素晴らしいパフォーマンス
B・・・及第点
C・・・実力を出しきれず、不満の残る出来
D・・・チームに貢献できず


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各ポジションごとの出場時間が長い選手を表記した図


GK

1 富澤 雅也 27歳 「-」(出場 1試合・先発 0試合・出場時間 21分・1失点)

第5節の途中出場以外、ゴールを守ることはなかった。首脳陣から見て、高木和より劣っていたのだろう。

21 高木和 徹 25歳 「B」(出場 19試合・先発 19試合・出場時間 1689分・19失点)

J3しか経験していなかった割には、大きな事故なくやってきたのではないだろうか。ただ、セーブ率では徳重選手の約78%に比べ、高木和は73%と下回った。

30 徳重 健太 36歳 「A」(出場 23試合・先発 23試合・出場時間 2070分・19失点)

V・ファーレンを後方から支えたベテラン。チームを救うビックセーブは多いものの、こちらはパスの精度に難があった。ロングパスの成功率は高木和の43.9%に対し、徳重は36.9%であり、シーズンを通してゴールキーパーを固定できなかった要因だろう。

31 古賀 貴大 21歳 「-」(出場 0試合)

プレーを見ることなく退団となってしまった。降格した2018年シーズンオフにゴールキーパー不足で補充した感じの加入だったので、妥当といえば妥当なのかもしれない。2年間お疲れ様でした。

DF

3 亀川 諒史 27歳 「B」(出場 28試合・先発 25試合・出場時間 2232分・1G・4A)

前半戦ではチームNo.1の出場時間を記録したが、29節の怪我でシーズン終了に。彼がいなかった11、12月は左サイドの人選にかなり苦労した。

4 フレイレ 31歳「B」 (出場 24試合・先発 17試合・出場時間 1587分・1G・0A)

出来の悪かった前半戦と比べると、後半戦は巻き返したほうでは。個人的にはセットプレーであと1、2点決めてほしかった。

5 鹿山 拓真 24歳「C」(出場 14試合・先発 8試合・出場時間 770分・1G・0A)

秋頃に守備陣の怪我人続出でチャンスが回ってきたが、なかなか安定したプレーはできなかった。大学時代にコンバートした(された)みたいだが、守備的なポジションは合っているのだろうか。

6 角田 誠 37歳「B」(出場 25試合・先発 25試合・出場時間 2012分・1G・0A)

昨季よりは出場も少なくなったが、最終ラインで奮闘した。40節・味スタでのヘッドには、選手達も勇気づけられただろう。

15 加藤 聖 19歳「-」(出場 0試合)

亀川が怪我をしていた時期にもベンチ入りできなかった。目標はパリ五輪のはずなので、早めに出場機会を得てほしい。

16 毎熊 晟矢 23歳「A」(出場 36試合・先発 32試合・出場時間 2854分・2G・4A)

11月中旬の欠場(怪我?)を除き、フル回転したサイドバック。ルーキーながら出場時間チーム3位は凄まじい。

22 徳永 悠平 37歳「C」(出場 10試合・先発 6試合・出場時間 607分・1G・0A)

今シーズン限りでの引退を表明。小ネタだが、今シーズンのシュート決定率は100%だった。

23 米田 隼也 25歳「C」(出場 26試合・先発 13試合・出場時間 1219分・1G・2A)

コンバートされたあげく、出場機会にも恵まれなかった選手。監督が変わる来季もサイドバックで勝負するのだろうか。

24 江川 湧清 20歳「C」(出場 11試合・先発 9試合・出場時間 721分・0G・1A)

亀川が怪我をするも、スタメン奪取には至らなかった。ただ、試合を重ねるごとにパフォーマンスは良くなっている(まず、初スタメンが首位攻防の福岡戦はかわいそうだった)印象。新潟戦での富樫へのアシストはスーパーだった。

26 二見 宏志 28歳「A」(出場 35試合・先発 34試合・出場時間 3052分・0G・0A)

秋野に続きチームNo.2の出場時間。守備のみならず後方からのビルドアップでも貢献(1試合平均自陣パス数 52.1本はリーグ12位)した。警告2個も素晴らしい。

39 庄司 朋乃也 23歳「C」(出場 7試合・先発 1試合・出場時間 200分・0G・0A)

シーズン途中加入では、ディフェンスラインに加わることは難しかった。ただ、出場した試合では安定したパフォーマンスを披露。

MF

7 吉岡 雅和 25歳「D」(出場 14試合・先発 9試合・出場時間 695分・1G・0A)

前半戦は最低限の出番は与えられていたが、名倉、氣田が台頭した後半戦は出番がほとんどなかった。背番号「7」は荷が重かっただろうか。

8 磯村 亮太 29歳「C」(出場 12試合・先発 3試合・出場時間 335分・1G・1A)

終戦でV・ファーレンでの初得点を決め、その後のインタビューで退団を発表し話題を呼んだ。今季は大幅に出場時間を減らしたが、移籍先はどこになるのだろうか。

10 ルアン 30歳「C」(出場 31試合・先発 10試合・出場時間 1088分・6G・3A)

序盤はチームにフィットせず、本人にとっても悔しい時間が続いてしまった。だが、後半戦になるとゴールも増え始め、少しずつではあるが才能の片鱗を見せ始めた。チームにも中央でボールを受けられるファンタジスタ系の選手は少ないだけに、ここから巻き返しに期待だ。

13 加藤 大 29歳「C」(出場 32試合・先発 14試合・出場時間 1411分・1G・0A)

島田とのトレードのような形で加入したが、秋野・カイオの牙城を崩せず、出場時間も延ばせなかった。スタミナを武器にスタートから出てこそ活きる選手なので、少し恵まれなかった部分も。

14 名倉 巧 22歳「A」(出場 27試合・先発 24試合・出場時間 1970分・5G・2A)

ゴール・アシストともにキャリアハイをマークした今期は24試合に先発出場。5得点のうち4得点は左足と逆足でのゴールが多く生まれた。ベンチ外となった試合が14試合あり、来期はシーズンを通して試合に出続けてほしい。

17 秋野 央樹 26歳「S」(出場 40試合・先発 38試合・出場時間 3400分・0G・7A)

主将としてチームトップの3400分に出場。リーグ7位の7アシストも記録した。また、インターセプトも1試合平均0.4回とリーグ10位を記録し、守備でも活躍した。

18 氣田 亮真 23歳「A」(出場 32試合・先発 18試合・出場時間 1686分・4G・2A)

シーズン序盤は途中出場が多かったものの、28節・愛媛戦の初ゴールを皮切りに左サイドのスタメンに定着。しかし34節以降の9試合では0ゴール・1アシストのみと悔しい結果となった。

19 澤田 崇 29歳「B」(出場 26試合・先発 24試合・出場時間 2096分・2G・2A)

序盤は主力としてスタメン出場が多かったが、11月以降は怪我の影響で試合に絡めず。長崎加入後では最短の出場時間となってしまった。氣田とはタイプの異なるサイドアタッカーなだけに、怪我を完治させて完全復活してほしい。

20 大竹 洋平 31歳「B」(出場 24試合・先発 14試合・出場時間 1363分・5G・2A)

意外にもゴール数はキャリアハイを更新。昨季よりも出場時間は約半分に減らしたが、シュート成功率は約2倍の17.2%を記録した。

27 新里 涼 25歳「-」(出場 1試合・先発 1試合・出場時間 2分・0G・0A)

今季は実質戦力外の状態に。初出場となった最終節では得点に絡んだだけに、もっとプレーを見たいとサポーターは感じているだろう。

40 カイオ セザール「S」 25歳(出場 40試合・先発 30試合・出場時間 2742分・6G・2A)

今季のチームMVP。攻守に走り回り、強烈なミドルシュートなどで6ゴールを叩き込んだ。

FW

9 富樫 敬真 27歳「B」(出場 34試合・先発 24試合・出場時間 1920分・7G・0A)

チームトップの7ゴールを挙げたが、本人は満足していないだろう。来年もチームを勝利に導く劇的弾に期待だ。

11 玉田 圭司 40歳「B」(出場 25試合・先発 17試合・出場時間 1206分・6G・3A)

FWながら色んな場所に顔を出し、攻撃のアクセントとなった。シュート決定率は驚異の26.1%だ。

25 エジガル ジュニオ 29歳「A」(出場 11試合・先発 7試合・出場時間 587分・5G・1A)

夏に電撃加入したストライカーは短い出場時間で5ゴールをマーク。2列目の選手とのコンビネーションが成熟すればゴール量産の予感だ。 

29 畑 潤基 26歳「C」(出場 29試合・先発 12試合・出場時間 1215分・5G・2A)

シーズン前半はスタメンも多かったが、エジガル加入により出番を大きく減らした。今季は途中出場からのゴールが無かっただけに、フォワードとしての幅も広げたい。

32 ビクトル イバルボ 30歳「D」(出場 22試合・先発 6試合・出場時間 816分・3G・4A)

ピッチに立てば存在感は抜群だが、中々それが難しい。シーズン終盤は外国人枠の関係でベンチにも座れなかった。

33 植中 朝日 19歳「-」(出場 2試合・先発 0試合・出場時間 14分・0G・0A)

前線の選手に怪我が重なった9月に出番が与えられたが、それ以外はベンチにも入れなかった。2年目となる来期は試合に絡んでほしい。



最後に
今回はチームとしての戦い方などは無視し、個人としてのパフォーマンスを評価しています。あくまで私の独断ですが、意見がある方はぜひコメントを残してください。よろしくお願いします。


【ACL2020】準々決勝進出クラブ紹介

2020年のACL東地区は、既に決勝進出チームが決まっている西地区(ペルセポリス・イラン)とは別に、グループステージ第2以降の試合が準決勝までカタール・ドーハでセントラル方式にて開催された。

そして、12月6,7日にラウンド16の試合が行われ、東地区の準々決勝進出4チームが決定した。結果はこちら。

2020年12月6日(日)
北京国安 1-0 FC東京(エデュケーション・シティ・スタジアム)
蔚山現代 3-0 メルボルン・V(エデュケーション・シティ・スタジアム)

2020年12月7日(月)
ヴィッセル神戸 2-0 上海上港(ハリーファ・インターナショナル・スタジアム)
横浜F・マリノス 2-3 水原三星(ハリーファ・インターナショナル・スタジアム)

日本勢は3チームすべてが決勝トーナメントに進出たが、FC東京横浜F・マリノスは敗退という結果に。
勝利したヴィッセル神戸は12月8日に行われる抽選を経て、12月10日の準々決勝を戦う。

ラウンド16を突破した4クラブの詳細はこちら。

北京中赫国安足球倶楽部(E組1位)

出場資格:中国スーパーリーグ2019 2位
出場回数:7回目
前回出場年:2018年

ここまでの試合結果
GS第1節 FCソウル 1 - 2 北京中赫国安
GS第2節 チェンライU 0 - 1 北京中赫国安
GS第3節 北京中赫国安 3 -1 メルボルンV
GS第4節 メルボルンV 0 - 2 北京中赫国安
GS第5節 北京中赫国安 3 -1 FCソウル
GS第6節 北京中赫国安 1-1 チェンライU
ラウンド16 北京中赫国安 1-0 FC東京

チーム紹介
リヨンを率いていたブルーノ・ジェネシオ監督が2019年から指揮を執るチーム。グループステージを無敗で突破し、ラウンド16ではJリーグFC東京に完封勝ちを収めた。中国スーパーリーグ2020では、優勝決定プレーオフ準決勝で広州恒大に破れるも、3位決定戦で上海上港に競り勝ち3位となった。

チームスタイル
基本フォーメーションは4-2-3-1(4-3-2-1の場合もあり)のチーム。ここまでの7試合で4失点と守備が固い。攻撃では、長短のパスを繋ぎゴールを目指す。ACL出場チームの1試合当たりのパス回数ランキングは
1位(523回)横浜F・マリノス
2位(517回)北京中赫国安
3位(500回)ヴィッセル神戸

となっており、パス本数だけを見ると神戸を上回っている。ロングパスの成功率も35.9%あり、ACL出場クラブの中でトップだ。

注目選手
MF ジョナタン・ビエラ(31歳・スペイン)
主にスペインのラス・パルマスでプレーしたアタッカー。スペイン代表キャップも1試合あり。4-2-3-1の右サイドハーフや、4-3-2-1の右シャドーを務める。今季のACLでは2ゴール4アシストと絶好調。直接フリーキックも決めている。

MF フェルナンド(28歳・ブラジル)
ブラジルのグレミオやロシアのスパルタク・モスクワでプレーしたプレーメイカー。ブラジル代表では8試合に出場。ボランチのポジションからの正確なパスやロングシュートを得意とし、守備時には正確なタックルで相手の攻撃の芽を摘む。

FW アラン(31歳・ブラジル)
広州恒大からレンタル移籍中のストライカー。ACLではここまで4ゴールを挙げ、ラウンド16のFC東京戦でもゴールを決めている。なおこの選手は中国に帰化しており、外国人枠には含まれない。

MF レナト・アウグスト(32歳・韓国)
ブラジルのフラメンゴやドイツのレヴァークーゼンでプレーしたチャンスメイカー。代表歴も豊富で、リオ五輪ではオーバーエイジとしてブラジル代表を優勝に導いた。アランと並んで攻撃の要注意人物。

DF キム・ミンジェ(24歳・韓国)
韓国代表の長身センターバック。2016年にはKリーグ若手選手賞を受賞し、プレミアリーグへの移籍も噂されたが中国へ移籍した。

蔚山現代FC(F組1位)

出場資格:Kリーグ1 2019 2位
出場回数:8回目
前回出場年:2019年

ここまでの試合結果
GS第1節 蔚山 1-1 FC東京
GS第2節 蔚山 3-1 上海緑地申花
GS第3節 パースグローリー 1-2 蔚山
GS第4節 蔚山 2-0 パースグローリー
GS第5節 FC東京 1-2 蔚山
GS第6節 上海緑地申花 1-4 蔚山
ラウンド16 蔚山 3-0 メルボルンV

チーム紹介
2年間、ヴィッセル神戸に所属したキム・ドフン監督が指揮を執る。1度のACL優勝経験あり。グループステージでは北京中赫国安と同じく無敗で突破を決めた。ラウンド16でもメルボルンV相手に3対0と圧勝。Kリーグ1 2020では2位。サガン鳥栖鹿島アントラーズでプレーしたチョン・スンヒョンも在籍。

チームスタイル
4-2-3-1を基本とした攻撃力が売りのチーム。グループステージでの14ゴールは出場クラブ中でトップ。ここまでの平均ボール支配率も60%を超えている。

注目選手
MF ユン・ビッカラム(30歳・韓国)
2018年から2年間の兵役を経て蔚山に入団。ボランチや2列目などでプレーし、グループステージでは4ゴールと大暴れ。ラウンド16でもアシストを記録している。

FW ビョルン・ヨンセン(29歳・ノルウェー
195cmの長身ストライカー。ノルウェー代表でも5ゴールを決めている。ラウンド16では2ゴールを決め、チームの準々決勝進出に貢献。

ヴィッセル神戸(G組1位)

出場資格:天皇杯2019 優勝
出場回数:初出場
前回出場年:なし

ここまでの試合結果
GS第2節 水原三星 0-1 神戸
GS第3節 広州恒大 1-3 神戸
GS第4節 神戸 0-2 広州恒大
GS第6節 神戸 0-2 水原三星 
ラウンド16 神戸 2-0 上海上

水原三星ブルーウィングス(G組2位)

出場資格:韓国FAカップ2019 優勝
出場回数:10回目
前回出場年:2018年

ここまでの試合結果
GS第1節 水原三星 0-0 広州恒大
GS第2節 水原三星 0-1 神戸
GS第5節 広州恒大 1-1 水原三星
GS第6節 神戸 0-2 水原三星
ラウンド16 横浜FM 2-3 水原三星

チーム紹介
イ・リムセン監督が指揮を執るチーム。2度のACL優勝経験あり。グループステージでは広州恒大を得失点差でかわし結果T進出を決めた。Kリーグ1 2020では残留争いに巻き込まれるも何とか残留。キム・ミヌなどのJリーグ経験者も多数。

チームスタイル
3-5-2を基本フォーメーションとし、運動量で勝負するスタイル。オーストラリア国籍2人・カナダ国籍1人の外国籍選手を抱えるが、ACLには帯同していない。ラウンド16の横浜FM戦でも交代カードを切るのが遅く、選手層に不安を抱えている。それでも準々決勝進出を決めた経験やチーム力は流石。

注目選手
MF キム・ミヌ(30歳・韓国)
サガン鳥栖で213試合に出場したアタッカー。チーム事情もあり様々なポジションでプレーしている。韓国代表として2018年のロシアW杯にも出場。ラウンド16の横浜FM戦では1ゴール・1アシスト。

DF イ・キジェ(29歳・韓国)
清水エスパルスで3年間プレーした左サイドバック。現在はウイングバックのポジションで、高いパフォーマンスを発揮している。


ヴィッセル神戸ACL初出場ということもあり厳しい戦いを強いられることは確実だが、準々決勝ではどのクラブと対戦することになるだろうか。ラウンド16でも強さを見せた蔚山か、ACL初制覇を目指す北京中赫国安か、ここまで劇的な戦いを魅せている水原三星か。組み合わせ抽選会は12月8日だ。(蔚山は避けてほしいと思っています。1クラブ選ぶとすれば水原。)

【V・ファーレン長崎】J2第25節 レノファ山口FC戦 プレビュー

2020年10月10日、V・ファーレン長崎はホーム・トラスタでレノファ山口FCと対戦する。前節に長いトンネルを抜け出した長崎は、ホームに戻り連勝を狙う。


≪チーム別直近5試合の成績≫

V・ファーレン長崎(4位)

△2-2 J2 第20節 vs 松本(A)
△1-1 J2 第21節 vs 町田(A)
✕1-3 J2 第22節 vs 福岡(H)
✕0-1 J2 第23節 vs 徳島(H)
〇1-0 J2 第24節 vs 栃木(A)

アウェイ連戦が続くなどもあり8試合勝利がなかったが、前節9試合ぶりに勝ち点3を獲得した。

レノファ山口FC(19位)

〇2-1 J2 第20節 vs 東京V(H)
〇2-1 J2 第21節 vs 千葉(A)
✕1-2 J2 第22節 vs 岡山(H)
〇3-0 J2 第23節 vs 磐田(H)
△0-0 J2 第24節 vs 愛媛(A)

シーズン序盤は2連敗と3連敗を2度ずつ喫したが、23節に難敵・磐田を破るなど、調子は上向きだ。「守備は本当に良くなってきているなという手ごたえはあります」と霜田正浩監督が評価している守備陣は2試合連続でクリーンシートを達成している。


≪ 過去の直接対戦成績≫

長崎 6勝 (1分) 0勝 山口

長崎と山口は過去に7度対戦しており、長崎の6勝1分だ。さらに、攻撃では7試合すべてで複数得点を記録しており、守備でも7試合中3試合を無失点に抑えている。



≪長崎の予想スタメン≫

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レノファ山口FC戦 予想スタメン
GK

前節は高木和が先発で勝利したため、今節も高木和がスタメンか。

DF

けが人に加え、フレイレが4試合の出場停止をくらったセンターバックは二見と鹿山がスタメンか。江川をセンターバックで使う可能性もあるが、今シーズン江川が出場した2試合はどちらも左サイドバックでの出場であり、可能性は低いだろう。

MF

前節と変わらず秋野・カイオ・名倉・澤田がスタメンか。ルアンと氣田にも期待だ。

FW

畑の復帰がなければ、前節と同じく富樫とイバルボの2トップになるだろう。怪我の玉田に代わりに、控えには植中が入る可能性。


≪長崎の注目選手≫

DF 5 鹿山 拓真

Jリーグ初出場となった22節の福岡戦では3失点と悔しい結果となった。山口戦ではチャンスが巡ってくる可能性が高く、無失点に抑えてチームの勝利に貢献したい。

www.v-varen.com


≪各種データ≫

ボール支配率

長崎(今シーズン)
50%以上・・・8勝4分3敗(16試合)
50%以上・・・4勝3分1敗(8試合)

山口(今シーズン)
50%以上・・・1勝3分6敗(10試合)
50%以上・・・5勝2分7敗(14試合)

山口が磐田に3-0で快勝した第23節のボール支配率が36.4%だったのに対し、
長崎が福岡に1-3で惨敗した第22節のボール支配率は65.9%だ。
長崎はボールを握っていても油断はできない。

得点・失点パターン

長崎(今シーズン)
得点パターン割合1位・・・セットプレーからの得点(29.0%・9得点)
失点パターン割合1位・・・クロスからの失点(25.0%・6失点)

山口(今シーズン)
得点パターン割合1位・・・クロスからの得点(34.6%・9得点)
失点パターン割合1位・・・セットプレーからの失点(30.8%・12失点)

偶然だが、得点パターンがお互いに弱点を突いている。
セットプレーやクロスが上がった際には注目だ。

シュート成功率

第8節での直接対決では、長崎が今シーズン最高のシュート成功率『33.3%(シュート6本で2得点)』を記録したのに対し、山口は今シーズン(点が入った試合で)最低のシュート成功率『5.9%(シュート17本で1得点)』を記録した。今節も両チームの相性通り、長崎のシュートが簡単に決まるかもしれない。