【ボルシア・ドルトムント】CLセビージャ戦
今年もいよいよチャンピオンズリーグの決勝トーナメントが始まる。
我がドルトムントはスペインのセビージャとの組み合わせになっている。
テルジッチ体制に変わってからは、12節~21節の10試合で4勝2分4敗。
対するセビージャは現在リーグ戦5連勝中だ。(カップ戦も含めると9連勝中)
チームの調子が対極にあるチームが、チャンピオンズリーグの決勝トーナメントを戦うことになった。
予想スタメン
ポゼッション出来るセビージャ
2シーズン目に突入した名将ロペテギのサッカーはレアルマドリードよりも高い平均ボール支配率を誇る。レベルの高いスペインクラブのボール回しに対して、ドルトムントは前から奪いに行くのだろうか、引いてブロックを作るのだろうか。
セビージャは、4人のディフェンスラインとアンカーのフェルナンドでビルドアップを行うが、状況によってはインサイドハーフの2人もボールを受けにおりてくる場合がある。このような役割の整備されたボールポゼッションに対して、ドルトムントのディフェンス、特に前線の守備はバラバラだ。ブンデスリーガでも、簡単にチャンスを作られてはシュートまで持ち込まれたり、センターバックが辛うじて防ぐシーンが目立っている。テルジッチが守備の準備をしなければ、セビージャは簡単に試合を運べるだろう。
ドルトムントのPK誰が蹴るのか問題
今シーズン、ドルトムントはリーグ戦で4回のPKを獲得しているが、決まったのはわずか1回である。ロイスが2回蹴って2回とも失敗、ホーランが2回蹴って1回失敗といった具合だ。
そして、セビージャのGKボノは今シーズン、3回のPKのうち1回しか決められていないのである。ドルトムントにとっては嫌なデータだ。
リーグ戦であればたかが1試合と考えれるかもしれないが、この試合はチャンピオンズリーグの決勝トーナメントである。
ロイスがピッチに立っていればロイスが蹴る可能性が高いと思われるが、果たして大丈夫だろうか。